2011年8月19日金曜日

通知票も「指導」の一つ

通知票を直接子どもに渡す場合と、面談で渡す場合がある。
いずれにせよ、通知票に書かれた内容がきちんと伝わることが大切である。
通知票に書かれた内容も、教師から子どもと親への「指導」である。

私が必ず言うのは、通知票の結果に一喜一憂しないこと。
3段階で「3」が「2」になると、落ち込む。
しかし、「3」をとれば、もうこれ以上、上がることはないのである。
よくてキープ、下がって普通である。
逆に、「2」になったら、また「3」を目指して、次上がる可能性がある。
まして「1」なら、もう次に上がる可能性大である。
この「まだ伸びる部分」を「伸び代(のびしろ)」という。
ここ最近広がった造語であるが、なかなかいい言葉だと思う。
結果が今一つだった子どもには「のびしろがたくさんあるね。楽しみだね。」と声かけをしてあげたい。

大体、通知票の結果なんていうものは、本人の平均値周辺を上下するだけである。
結果は、正直どうでもいい。
要は、通知票を書いて渡すことで、子どもと親にどんなプラスの影響があるか、それだけである。

通知票にも、明確なねらいを持ちたい。

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