昨日の終戦記念日にちなんで、前号の続きを。
ちなみにこの場合の終戦は、日本にとっての終戦である。
ポツダム宣言受諾を国民に発表した日である。
宣言受諾自体は長崎に原爆を落とされた8月9日に決定し、翌日10日に連合国へ通知したらしい。
正直、遅すぎである。
どんなに譲っても、8月6日には決定できたはずである。
7月のポツダム宣言が出た時点でさっさと受諾してくれというのが国民の本音だろう。
その当時の首脳部がどう考えていたかは分からないが、国民、中でも子どもを持つ母親は一刻も早く終わって欲しかったはずである。
国のトップがどんな考えを持った集団であるかというのは、やはり大切である。
北方領土問題は、終戦日がいつかということに大きくに関連する。
ロシアからすれば、「終戦してないよ、うちは聞いてないよ」という理論で、8月15日以降も北方領土侵攻を進めた。
日ソ中立条約も完全無視である。(何のための条約なんだ。)
結局、それでずるい、ずるくないの水掛論がかれこれ66年続いている訳である。
日本人の立場からすれば、これはもう完全に日本の領土であるという主張で一貫すべきと考える。
以前にも書いたが、けんかに負けて土下座してる人の頭を横から蹴っ飛ばす行為は、完全にルール違反である。
子どもに賛否を考えさせるのはいいが、やはり情報不足の中での思考になるので、ある程度きちんと教えた方が良いと思う。
国民を戦争に走らせたのも、教育のなせる業である。
教育が国を変える。
我々教師は、最重要任務を背負った職務である。
そう考えると、やる気も出るし、職業に対する畏れや誇りも持てるのではないだろうか。
2011年8月16日火曜日
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