読者の方から、メルマガに書いた「塾と学校の違い」の回についてのご意見をいただいた。
以下、引用する。
>さて、「塾と学校の違い」についてですが、私もまったく同感です。
>うちの若手に「なぜあなたは教師になったのか?」と問うてみたことがあります。
>彼女は子供に勉強を教えたいからだと答えました。特に高学年で社会科を教えたいと。
>それはそれで教師になった理由の一つかもしれませんが、私は物足りなさを感じました。
まさにその通り。
勉強を教えたいだけなら、塾講師になった方がよい。
そこに特化した仕事ができる。
仕事とは、自分の価値の提供である。
言うなれば、貴重な時間の切り売りである。
自分にしかできないことをした方がいい。
自分がワクワクすることをした方がいい。
なぜ自分は教師になったのか?
教師人生に慣れてきてしまった人ほど、もう一度振り返るべき問いである。
(次号に続く)
2011年11月30日水曜日
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