教育の原点を考えるといった、ものすごく濃い内容の勉強会に参加してきた。
自分自身の復習にもなるので、ほんの一部になるがシェアしていく。
学級において、教師と子どもはどういう関係が好ましいのか。
講師の一人、山中伸之先生は次のように述べられていた。
「愛され恐れられよ」
マキャベリの「君主論」の一節
「君主は愛されるより恐れられよ。しかし憎まれてはいけない。」
を引用しての言葉である。
先生のことが好きで、また教わりたいと思わせるのだけど、間違った行動をとると大変厳しいとも思われている。
そう思わせるような、近すぎず離れすぎずの適切な距離感とバランスのとれた関係が好ましい。
これを目指すにあたり、自分のタイプの見極めも大切である。
元々厳しい雰囲気を持った人は、つとめて楽しい実践を追い求める。
逆に柔らかな雰囲気を持った人は、ルールを決めたらもう退かないで、粘り強くやる。
目指す学級のヒントになるのではないかと思い、まず紹介した。
2011年11月4日金曜日
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