授業研究会で、講師の先生が次のように言っていた。
「若い先生方の授業を見ると、基本的なことができていないことが多い。
校内でも教えてあげる機会を。」
その通りである。
知らないことは意識しないし、できない。
体育などは、かなり色々な「基本」がある。
「話す時は体育座りをさせる」
「教師は太陽を背にしない」
「子ども全員が見える位置に立つ」
等々、書き切れないほどある。
問題なのは、教えてもらう機会がないことである。
親切にそういう研修をしてくれる学校ならいいが、意外とそういう機会はない。
先輩の先生が見つけて、注意してくれるのを待つばかりである。
心配な人は、自分から率先して授業を見せて、教えを請えばよい。
何か、基本を学ぶというような機会を、どこかで持つ必要がある。
2011年11月10日木曜日
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