大縄を回す時、「相手の引っぱる力が強い」と感じたとする。
どうするか。
もっと強い力でこっちも引っ張ろうとする。
どうなるか。
相手ももっと強い力で引く。
すると、こちらももっと強く・・・となり、結局ものすごく疲れることになる。
回していて疲れるというのは、この辺りに原因があることが多い。
お互い、譲らないからである。
1000回楽に回すには、二人の引き具合がちょうどよくないといけない。
二人の力の入れ具合のバランスがとれていると、縄がきれいな円を描く。
びよびよと揺れていたり、円の形が崩れている時は、バランスが悪い証拠である。
人間関係に似ている気がする。
相手が言うことをきかないから、より強く言う。
すると、相手はもっと頑なになって、きかない。
もっと強く言う。
きかない。
・・・・・・
何事も、ちょうどよい折り合いをつけるのが大切である。
2011年9月30日金曜日
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