たまには仕事術の話を。
仕事を早く快適にこなす方法はないか。
ずばり、「後でやらずにその場で処理」これに尽きると思う。
小さな仕事を「後でいいや」とすることで、「塵も積もれば山となる」という状態になる。
すると、後から入ってくる仕事が全て後回しになる。
常に山積み状態が続く。
漢字や算数が苦手という子どもは、このパターンにはまっていることが多い。
前に習った漢字を覚えていない。(例「必」)
次に習う漢字は、以前習った漢字の組み合わせや一部変化したものである。(例「秘」「密」)
当然、これも覚えられない。
まず「必」からして覚えるのが大変である。
そうこうしている内に、漢字テストがやってくる。
テストをしても、当然できない。
すると、再テストである。
再テストの漢字に手がかかっていて、次の新出漢字に手が回らず、これまたできない・・・これをひたすら繰り返す。
結果、「漢字が苦手」という子どものできあがりである。(算数も同様。)
逆に、毎日の掃除のように、少しの塵もきちんと片付けていけば、常に快適&クリーンな状態である。
漢字テストの例だと、毎日こつこつやっているので、もうテストをやる前から万全の状態である。
余裕があるので、次に習う漢字まで予習してしまう。
漢字テストは100点。
次の新出漢字もやってあるので、余裕で、また100点・・・これをひたすら繰り返す。
努力量は大して変わらない(実は、後者の方が辛い思いをして勉強している分、大変)。
なのに、結果は大違い。
常に勝者と敗者の二極化が続く。
仕事もこれと同じで、常に先取りして仕事を終わらせている人が「できる人」である。
例えば教務主任などは、常に先を走っているはずである。
仕事量が多いから、そうならざるを得ないのだと思う。
忙しいはずの人を見習って、すぐやる習慣を身につけたい。
2011年6月2日木曜日
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