運動会のような大きな行事が終わる。
その時、反省のアンケートをとる。
大きな反省がなかった場合、安心する。
しかし実は、この時が一番危険である。
大きな反省が出た場合は、それについて改善せざるを得ない。
ミスがあったことを担当者も周りも理解している。
同じミスはできないと必死に改善策を出す。
結果、次年度はよりよいものが創り出される。
逆に、何となくうまくいった時は、あまり振り返らない傾向がある。
本当は、なぜうまくいったのか考えていくことが必要である。
また、改善すべき点があったのではないかという点も要注意だ。
実は誰かの懸命なフォローによって成り立っていて、その人が抜けたらガタガタという可能性もある。
結果、次年度はトラブルが起きたり、レベルダウンしたものになりやすい。
「勝って兜の緒を締めよ」の諺通り、うまくいった時こそ、要注意である。
2011年6月22日水曜日
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