前回の続きを。
叱られる作法の第一は「受容」である。
ここを外すと、後が続かない。
受容とは、読んで字のごとく、相手を受け入れること。
せっかく叱っても、「うるせえ」などと反発されていては、叱り損である。
受容の心を育てるために、「心のコップを上向きにしよう」ということを常日頃から話しておく。
心のコップがひっくり返っている人は、何をいっても教えたことが蓄積されない。
心のコップが上向きの人は、どんどんたまっていく。
そういう話を、ちょくちょくしておく。
素直さを育てておくことが、叱るための第一歩である。
2011年6月21日火曜日
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