そろそろ水泳の時期が始まる。
泳げない子どもがよく間違った認識をしている点。
それは息継ぎで「息を吸えない」と思っていること。
たくさんお腹に空気をためておけば、息が続くと思っていることである。
これは大きな間違いで、正解は「息を吐ききる」こと。
肺は真空状態にはならないので、吐けば一気に空気が入ってくる。
「息を吸えない」子どもは、実は「息が吐けない」のである。
この認識を変えるだけでも、大分違う。
そして、本人は吐いているつもりでも、全然吐けていないので、水中で見てやる必要がある。
水泳指導の基本的なことだが、これは水泳以外のことにもつながる。
(次号に続く)
2011年6月29日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
実習生にした話。 AとBで迷った時はどうするか。 AとB、それぞれのメリットとデメリットを羅列する。 メリットが多く、デメリットが少ない方を選ぶ。 その際、「安全」にデメリットがある場合、これは最優先で取り除く。 体育の授業における例としては ・帽子を被らせるか否...
-
若い先生方、あるいは教育実習生からなどでもよく聞くのが「叱れない」「注意できない」という悩みである。 子どもとの関係性が壊れるのが怖いのである。 ここについて述べる。 まず、叱るという行為だが、これは基本的には人間関係ができてからでないと、本来の正しい効果を期待できない。 叱る...



0 件のコメント:
コメントを投稿