算数の文章題。
大抵、みんな教えるのに苦戦しているのではないかと思う。
私も、苦戦している。
そういう中でも、必ず心がけていることがある。
例えば
「0.8リットルで0.7キログラムの重さの油があります。
1リットルで何キログラムでしょう?」
という問題を解くとする。
次のように聞いていく。
「何のお話ですか?」→「油の重さを求める話。」
「0.8リットルって、どれぐらい?」→手で大体の量をあらわす
「0.7キログラムは?」→「500ミリリットルのペットボトル1本分よりちょっと重いぐらい。」
「水より重い?軽い?」→「水の方が重い。」
「答えは0.7キログラムより重い?軽い?」→「量が増えるから、重い。」
「絵に描いてみよう」
などなど。
要するに、大体のイメージ化の作業を先にする。
面倒なようで、これは一番大事だと思う。
文章題が苦手な児童は、イメージ化ができていない。
いきなり式が書ける児童も、実はきちんと分かっていないことが多い。
例えば、「割り算」の勉強中で、「0.8」と「0.7」を使うから「0.8÷0.7」と立式しているとか。
こういう児童は、この問題のようにわる数の数値が先に出てくる問題だと、バタバタと間違える。
(次号に続く)
2011年6月16日木曜日
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