2011年6月27日月曜日

シロツメクサの話

シロツメクサ。
いわゆるクローバーのことである。
「白詰草」の名の通り、昔は梱包時のクッション材に使われていた草である。
地味だしどこにでも生えている草だが、いいところがたくさんある。

まず、非常に強い。
踏まれても全然へっちゃらである。
次に、白くかわいい花が咲く。
摘んだものを編むと冠にもなる。
そして、役に立つ。
低めの草が群生することで、小さな虫たちにとっては、いい隠れ家になっている。
人間にも幸せを提供してくれる。
四つ葉のクローバーを探し当てると幸せになれるという。
探し当てたその瞬間、既に幸せである。
もっと言うと、どこにあるだろうとワクワク探している時点で幸せである。
幸せって何だろうということを考えさせてくれる植物である。(深読みしすぎ。)

学級を見渡すと、シロツメクサのような子どもがいる。
前に出て派手に活躍する訳ではないが、人のために黙って何かしている子ども。
そういう子どもは、見落としがちである。
きちんと光を当ててあげたい。
だから、シロツメクサの話を時々学級でする。
そうすると、何だか学級の雰囲気が優しくなる気がする。
たまにはそういう自然に関する話も、いいと思う。

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