叱り方について書かれた本は多い。
叱り方に悩む人が多いこと、叱り方の難しさを感じている人が多いせいだろう。
どう叱るのが良いのか。
私も持論がある。
叱る基準ははっきりしてる方がいいが、叱り方は、もう状況によって千差万別である。
1言えば10の効果がある素直な子どもには、優しく言えばいい。
10言っても1しか効果の出ない子どもには、1回を短く、何度も根気よく叱る方がいい。
こういうのは差別でなく、区別である。
(同じことをした時には、こういう差をつけてはいけない。全員平等に叱る。)
そして、大原則として、基本は、短く叱る。
長いお説教は、いたずらに反抗心を生むだけである。
そして、最後は「きっとこれから良くなると信じている」などとフォローを入れる。
叱って一旦突き放す時にも、近づいてこられるよう隙を作って待つ。
この辺りを意識して叱るようにしている。
(次号に続く)
2011年6月19日日曜日
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