あいさつは「大きな声で」などとよく言う。
私は、大きい声である必要は全くないと考えている。
むしろ、大きい声のあいさつは、威圧的で迷惑であることが多い。
「声のものさし」などというものがよく掲示されているが、あれが大切である。
遠くから自分の方に向かってくる相手には、大きな声が必要だろう。
逆に1mの距離なのにやたら大きい声であいさつするのは、失礼な行為である。
明るくはっきりとした声と、大きな声は、別物である。
また、他のクラスが授業をしている時間に廊下を移動中、やたら元気な声であいさつするのも考えものである。
TPOに合ったあいさつの仕方がある。
そういうことも、きちんと教えないと、意外に分かっていない。
2011年6月4日土曜日
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