4月1日。
新しい人々との出会いの日である。
人との関係は第一印象が大切であるとは、今更言うまでもない事である。
異動してくる人に対し、着任校では様々な噂が飛び交う。
しかし、どれも当てにならない。
指導要録をじっくり見ると、その子どものことがよくわかるだろうか。
引き継ぎでじっくり話をきけば、その子どものことがよくわかるだろうか。
わかるわけがない。
本人に会って、初めてわかる。
「大変」と引き継いで、ふたを開けたらすばらしい子どもだったということが多くある。
職員室の人間関係も同様で、勝手な先入観で見ない方がいい。
自分がそういう風に判断されてたら、困るだろう。
とにかく、「よい関係」を築くことに力を入れたい。
それは、二人で飲みに行くような関係かもしれないし、一定の距離を置く関係かもしれない。
人には相性があるから、「よい関係」がどの程度かは、見極めが必要である。
いずれにせよ、大切なのは、最初ににあいさつすること。
相手が暗く返してくるようであれば、前の職場で人間関係に苦労して困っている人かもしれない。
なおさら、よく声をかける必要がある。
さわやかに返してくるようなら、きっと人間関係作りは得意な人である。
自然に仲良くなれる可能性が高い。
良い職場作りは、良い仕事作りになって、結局良い子ども作りにつながる。
今日は、職場の人間関係作りに気を払う日である。
2011年4月1日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿