仕事術に関する本は無数に出ており、中でも整理整頓について述べているものは多い。
4月は教室移動などもあり、整理整頓を実行するのには絶好の時期である。
最近は情報ファイルの整理整頓についても言われるが、今回は現実的な物の整理整頓について。
整理と整頓を区別して考える。
手元にある「岩波国語辞典」によると、
整理は、「不必要なものを取り除くこと」
整頓は、「散らかり乱れている物を、きちんとかたづけること」
とある。
つまり、整理が「捨てる」整頓が「整える」この2ステップ。
整理整頓が苦手な人は「捨てる」のステップができないことが多い。
物事には「2:8の法則」というものがあり、全体の2割に、大切な8割が入っている。
物にも当てはまり、毎日2割の物を使って8割をこなしているはずである。
8割は、要らない物、またはあまり重要でない物である。
この8割を、捨てていく。
全部ではないが、大胆に切っていく。
整理整頓を考えることは、仕事術を考える上で重要である。
(一方で、机がぐちゃぐちゃながら、仕事が速い人がいることも認める。)
次号に続く。
2011年4月4日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿