「ゴールデンタイム」と聞くと、一般的にテレビのことを連想するのではないだろうか。
午後7時から9時ぐらいまでの、「お茶の間」の時間である。
「月9」という言葉も生まれ、相当浸透しているように思う。
テレビ以外にも、1日24時間、それぞれ時間毎の「ゴールデンタイム」がある。
つまり、それをするのに最も適した時間である。
これは、ある程度個人差(朝型、夜型など)はあれど、共通しているものもある。
例えば、食事の後は、「リラックス」のゴールデンタイムである。
一番不向きなのは「学習」。
胃に血液が集中しており、脳が働いてくれない。
「午後一番の講義」は、すばらしい内容でも眠くなる。
多くの大学の講義は、その時間中、最良の子守唄と化す。
なので本来、宿題なども夕食の前か早朝が良い。
しかしそこはそれぞれの家庭の事情もあるので、とやかくは言わない。
例えば、私は「朝型」なので、朝一番が「学習」のゴールデンタイムである。
「運動」もいい。
運動に適しているというより、運動により身体が目覚める効果がある。
小学校教師の場合、勤務中は大抵が授業時間で、何をするとかは選べない。
午後4時ぐらいから、やっと空く。
ここを、何のゴールデンタイムか定めることが、大切である。
それぞれの日によって違うのだが、うかうかしてるとあっという間に5時になる。
先日伝えた「緊急性」「重要性」の2軸を基準に、予め、何をするかリストアップしておく。
そうすることで、何となく失われていた1時間が、輝く1時間となる。
途中、不意に仕事を頼まれる時がある。
余裕のある時はその場で受けても良い。
そうでない時は、期限をきいて「後で行います」と答えることも大切である。
ゴールデンタイムを、意識しよう。
2011年4月14日木曜日
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