授業は学校生活の中心である。
最初にどんな授業をするかで、今後の子どもの学習姿勢が変わってくる。
どんな授業をすると良いのか。
一言でいうと、「逆転現象」がある授業がいい。
「簡単にできると思っていたら、できなかった」
「できないと思っていたあいつが、できた」という状態である。
国語だったら、漢字パズル系がいい。
例えば、有名な実践だと
・「□」に二画足して、別の漢字を作る
(田、甲、申、由、旧、只、など)
・「田」に×を加えた図形(メルマガだとうまく表現できない・・・)の中に隠れた漢字を探す
(一、二、三、六、十、土、王、玉、など)
算数だったら、計算の問題が面白い。
1m+1m=?
1m×1m=?
1+4m=?
10℃+1℃=?
などなど。「わからない」が正解のものもある。
テストで点が取れる子も、間違える。
逆転現象が起こりやすい。
算数なら、難問系も面白い。
これは、いずれまた紹介する。
ちなみに上記の実践は
「楽しい授業づくりの法則」根本正雄著 明治図書
「授業で逆転現象を仕掛ける」大森修著 明治図書
に詳しい。
自分で「これは!」と思うものを、最初にぶつけていきたい。
2011年4月8日金曜日
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