毎度使わせてもらって申し訳ないが、野口氏から学んだ言葉である。
「生徒理解」が大切だとよく言われる。
一人一人の子どもの状態を把握することは大切だ。
しかし、それ以上に「教師理解」が大切であると野口氏は言う。
つまり、教師のことを子どもに理解してもらうのである。
学級開き後、「こんなクラスをつくっていきたい」と宣言する。
これも、教師理解の一つである。
教師の考えを伝えている訳である。
どんどん、これを続けていく。
「先生は、こんな風に考えるんだ」
「自分達にこうなって欲しいんだ」
「力をつけてくれる先生だ」
こうした理解を深めていけば、良い関係が築け、教えたことが素直に入るようになる。
結果、子どもに力がつく。
担任発表時は、「教師理解」ができていない。
最初の反応は「思い込み」「第一印象」である。
1年を終えた時、「○○先生にまた教わりたい」と言ってもらえるよう、教師理解を進めたい。
2011年4月29日金曜日
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