命に関わる大きな出来事があると、価値観が一転する。
普段大切なことも、一気に吹っ飛ぶ。
学校の勉強どころではなくなる。
今回の状況下において、子ども達にとって一番役立った学校での教育は何か。
安全教育である。
具体的には、避難訓練である。
安全教育は、危険に遭遇して初めてその価値を実感する。
普段避難訓練でふざけていた子どもも、この時ばかりは真剣に避難する。
しかし、本番だけ上手くやろうとしても、失敗してしまう可能性が高い。
練習しないで試合に出るのと同じである。
試合と違う点は、失敗すると命を落とすという点である。
だから、絶対に失敗しないよう、普段から練習に真剣に取り組む必要がある。
しかし、平常時に戻ると、この大切さも、また忘れてしまう。
風邪を引いた時に健康の大切さを感じるのと同じである。
健康体に戻ったら、忘れてしまう。
だが意識すれば、その大切さを感じ続けることができる。
今回の震災での経験を活かし、次に備えられるようにしたい。
2011年3月28日月曜日
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