2011年3月22日火曜日

「ある」ものに目を向ける

今、色んな物資がないと騒がれている。
特に、都市部になる程、その傾向があるらしい。
都市部では、ガソリンを購入するのに、車の行列ができている。
整理券をもらわないと、買えないのだそうだ。
しかしそこから車で30分もしたら着く地方へ行ったら、普通にガソリンスタンドが営業していた。
行列に並ばずとも、ガソリンを入れてもらえる。
周りの人も、ガツガツと焦った様子がない。
(ちなみにガソリンを不法に値上げしている店があるらしい。
こういう店は、今儲かるかもしれないが、世の中が正常化した時に確実に潰れる。
お金と引き替えに信用を失っているのに気付かない。)

そう、ない訳がないのである。
ないと騒がれるから、なくなっている面が多い。
周囲が騒ぐほど、物資がなくなる。
余裕を持って悠々構えていると、意外にむこうからやってくる。
これは、物以外のあらゆることに当てはまる。
そういうものである。

今、自分の家にガソリンがなくなったら、本当に生きていけないのだろうか。
今、卵や牛乳、パン、納豆がなくなったら、本当に生きていけないのだろうか。
自分よりも、もっと必要としている人がいるのではないか。
被災地に比べたら、あらゆるものが圧倒的に「ある」状態である。
今すぐ食料が底をつく方が難しい。
あるものに目を向ける。
そうすれば、少し心にも余裕ができる。

今クラスの子どもと過ごせる時間も、残り少ないが、「ある」。
学期末、最後の貴重な時間である。
この時間を、大切に過ごしたい。

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