今回は8の字跳び編。
こちらの方が、需要が多いのではないかと思われる。
大縄と違い、手軽に始められ、記録も確実に伸びる。
低学年から取り組めるのもいい。
さて、やはりこちらも大縄同様、回し手80%である。
回し手がリズムを作り、リズムを変化させられる権利を持つ。
縄に入るのが遅い子どもの時は大きく回し、それ以外は小さくすばやく回す。
いずれにしろ、リズムが大切である。
回し方についてもネット上で様々書かれているので、割愛。
自分なりの技について述べる。
それは「切る」意識で回すこと。
子どもには「目の前のシャッターが降りたら入る」と教える。
要するに、目の高さを縄が通ったら、GOである。
縄が地面に当たる地点までダッシュしつつ、そのまま中央で軽く前にジャンプ。(あくまで、前に。上に、ではない。)
回す方としては、子どもと子どもの間に縄を「切り込む」意識で回す。
同じ速さで回すのではなく、地面につく瞬間は速く、空中はゆっくり、である。
そうすることで、ジャンプの時間は短く、入る時間は長くとれる。
跳んでもらうのではなく、「跳ばせる」。
1センチメートルしかジャンプしなくても、その下を通すつもりで回す。
亀のようにのろのろ入ってきても、無理矢理にでも大きく回して、縄に入れる。
そういうとっさの判断が、回し手には求められる。
(逆に跳ぶ側は、機械的に何度も同じ動きができることが求められる。)
まだまだまだまだまだまだまだまだ色々あるが、今回はここまで。
8の字跳びも、奥が深い。
2011年1月23日日曜日
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勉強になりました
返信削除やってみます!!
返信削除お読みいただきありがとうございます。
返信削除分からないことがあればお聞き下さい。
ありがとうございます!!
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