子どもとの人間関係も、「押さえどころ」がある。
私の場合は男性なので、女子との関係が肝である。
特に高学年の女子との人間関係がこじれると、地獄である。
では、女子との関係をどう押さえていくか。
無数といっていいほどある中で、特にやりやすいものを紹介する。
それは「遊びのレディーファースト」である。
例えば、「男子対女子」で遊ぶ時、女子の側に入る。
味方する理由は明確で、高学年においての全国の体力平均が男子の方がはるかに高いためである。
(柔軟性のみ、女子が上回る。)
もちろん、個人比較で見れば逆の場合もあるが、平均値で見れば勝負にならない。
そこで、担任は平均値を揃えるべく、女子側につく。
そうすると、女子は頼ってくれるし、男子は強敵ができるので喜んでくれることが多い。
ドッジボールやケイドロなどはその典型である。
(男子は剛速球を受け止めることなど、強敵に立ち向かうことにスリルや喜びを感じる子どもが多い傾向にある。)
こんな単純なことでも、やるとやらないでは大違いである。
試す価値があると思う。
2011年1月13日木曜日
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