疲れが目立つこの時期、私が子どもに話すのは、「体内時計」の話。
朝日を浴びた時間に体がリセットされるという、アレである。
長期休暇明けの際、体がだるくなるのは、リズムが崩れるから。
夜更かしと朝寝坊が主たる原因である。
しかし、一度築いたリズムはなかなか改善しにくい。
どうするか。
答えは、「意図的にリズムを崩す」。
ここで問題。
「早寝」と「早起き」はどっちが先か。
これは、「早起き」が先である。
早起きしているから、体内時計がリセットされて、自然に早寝になる。
早起きは最初の内は辛いが、不可能ではない。
一方、早寝は朝寝坊した人にとっては不可能である。
眠くならないのにベッドに入っても、眠れない。
寝不足で無理に早起きしたら余計眠くなると思うかもしれない。
だから少しでも多く寝とかなきゃと思って、朝寝坊になる。
「春眠暁を覚えず」ということになる。
どうするか。
ずばり、「無理矢理起きる」これに尽きる。
そして、昼寝。朝寝はリズムが逆戻りするから駄目である。
昼まで頑張る。
実は昼寝の1時間は、夜の睡眠の2~3時間に匹敵する。
体が必要性を感じて眠るので、回復力が強い。
だから、「昼寝する」と心に決めて、起きる。
土曜か日曜にやると一番良い。
後は、起きてからの楽しみ(一杯のコーヒー等)があれば、それも動機になる。
早起きは三文の得。
リズムを戻すためにも、少しそういう話を子どもに話すのもいいと思う。
2011年5月27日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿