作文を読んで添削する。
おそらく、多くの人が結構苦手とするのではないかと思われる。
朱を入れたりなんだしていると、かなり時間がかかる。
しかも、直すよう指導した部分も直ってなかったりして、腹立たしくなることすらある。
大変だからといって後で読もうと思うと、あっという間に日が過ぎ、机の中にいれっぱなしになる。
2回分以上ためてしまうと、絶望的な気分にすらなる。
どうすればいいのか。
まずは、添削基準を明確にしておくことである。
指導したことをきちんとやれているかのみを見る。
例えば
1「はじめ・なか・おわり」の構成にする
2「文末表現をそろえる」
ことを指導したとして、
3「2枚にまとめる」
を条件にしたとする。
この3点が守れているかで、評定をつける。
全部できていればA、2つでB○、1つでB、0ならC、という具合である。
これを、予め子どもにも伝えておく。
次に、朱の入れ方を工夫する。
読んだ感想(コメント)が子どもは欲しいと思うかもしれない。
これは、作文を書かせた後の相互交流で、子ども同士でコメントを書かせているので、そちらでカバーする。
教師の側は、きちんと読んだよという証で、評定のみつける。
(コメントしたところで、子どもの書いたものと大して変わらないと考える。)
誤字脱字や改行したら一字空けるとか色々指導したいことはあるが、控えめにして先の3点のみに絞る。
そうすれば、とりあえずは全員分を読んで添削できる。
一番いけないのは、見るのが面倒だから書かせないということ。
添削に力を入れすぎず、どんどん書かせるようにしたい。
2011年7月22日金曜日
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