10mを泳げない子どもがいる。
何を原因ととらえるか。
個々の子どもの抱える問題にもよるが、私は「呼吸」に重点をおく。
念のため言うと「息継ぎ」ではない。
「呼吸」である。
ちょっと小難しい専門用語を使うと「酸素摂取能力」を高めることを重視する。
泳げない子どもは、水中ですぐ苦しくなる。
恐怖感が、呼吸を乱す。
顔を水中につけなくても、プールに入っただけで既に息苦しくなっている子どももいる。
恐怖感の克服は、「慣れ」と「安心感」を与えることから始める。
ゴーグルを付けることは必須である。
言わずもがな、プールの一番端や浅いプールを使うのは、そういう意味もある。
水中で息を止める練習。
例えば、だるま浮き。
水中で息を吐く練習。
例えば、水中にらめっこ。
ここに絞るだけで、結構成果が出る。
2011年7月18日月曜日
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