2011年7月27日水曜日

いじめの心理

特定の子どもに辛く当たったりいじめたりする子どもがいる。
やられているのは、おとなしかったり学力が低かったりする子どもである。
そして、やっている方も同様の場合がある。
どんぐりの背比べなのだが、微妙に勝っている(と本人は思っている)方が、いじめる。

なぜこういうことが起きるのか。
原因は何なのか。

一言で言うと、「自尊感情の低さ」である。
他人に対する批判や悪口は、自信がないということが根本にある。
自信のある人は、他人に対してそういうことをしない。
要は、自分が低いからより低い人を設定して安心しようという浅ましい考えが原因である。
自分の腰を低くして相手を高める「謙譲」の逆の精神である。

こういういじめは、いじめてる本人を叱っても根本的には解決しない。
(対症療法にはなる。)
いじめてる本人の自尊感情を高めることが、根本の治療になる。
勉強ができないことが原因かもしれない。
身体的なコンプレックスが原因かもしれない。
親に愛されていないことが原因かもしれない。
色々あるが、その原因をつきとめることから、解決方法を考える。

いじめは、対症療法ではダメである。
文字通り「根絶」を目指す必要がある。

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