先日、授業参観で「2分の1成人式」というものを行った。
一人ずつ、全員が参観している家族と友人の前で、家族への感謝と将来の夢を語った。
これは、結構勇気がいることである。
多分、「超」緊張する。
だから、力がつく。
表現力と自信をつけるのに、この上ない場である。
さて、子どもが語った夢だが、教師は、親はどうとらえているのか。
「夢が熱く語れていいわねぇ~」ではいけない。
「自分はどうなのか」である。
自分の夢を信じられる人は、きっと他人の夢も信じられる。
逆もまた然り、である。
以前、「ドリームキラー」と「ドリームメーカー」の話を書いたが、あれと関連する。
夢を持たない大人に教えられた子どもが、夢を持てるか。
夢を信じない大人が、子どもに「夢は信じれば叶う」と言えるのか。
自分は夢を持って信じて、行動しているのか。
これは、他のあらゆることに当てはまる。
勉強しない大人に勉強しろと言われて、するのか。
あいさつしない大人に言われて、あいさつするのか。
子どもは大人の背中を見て育つ。
かっこいい背中を見せてあげたい。
2011年2月7日月曜日
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