2013年10月1日火曜日

脚で稼ぐ

最近、自分で大切だと思っていることが「脚で稼ぐ」ということ。

頭で色々考えて、なかなか動けないことがある。
「能率・効率を考えることが最も非効率」であることが多いことも知っている。
システマティックに考えることが裏目に出ることも多い。
そういうのが苦手な人の方が多く、非効率でも人間的な方が求められる。

自分の好きな友人の一人は、とにかく脚で稼ぐ人間である。
ちょっとした用事がある時、面倒がらずに、直接そこまで行く。
面白いお土産を見つけると、必ず購入してターゲットに渡す。
(私も、何度かやられたことがある。大変に無駄である。しかし、印象に残る。)
ただ一ネタ、一笑いの為に身銭を切るという、自分にはできないことをするので尊敬している。

そんなことを思っている折、面白い話に出会えた。
兵庫県の仲島正教先生という、学級作りのセミナーをしている方の講演である。
私の所属している地域の方は、大多数が聴いたと思うので、他の地域の方の為にシェアする。

こんな問いがあった。
「体育の時間で集合をかける時、いつも決まって一番遅い子どもがいる。
この子どもを一番に集合させるにはどうするか?」

少し考えてみて欲しい。
自分ならどうするだろうか。

答えは、今日のタイトルの通り。
要するに、自分でその子どもの所まで走っていき、そこで「集合!」。
この先生が言っていることも、同じことである。
「脚で稼げ」。

この先生も言葉遊びが好きである。
つまり、脚で稼ぐことは「教育」であると。
教育は「今日行く」である。
寄ってこない子どもには、自分から行けばいい。

休み時間も同様。
教卓に寄ってくる子どもの相手をして満足してはいけない。
その時一人で本を読んでいる子どもを見過ごさない。
次の休み時間には、自分から寄っていく。

「脚で稼ぐ」だけでも相当な内容があった。
またシェアする。

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