ダイナミックな活動ほど、事前指導が重要になる。
逆に、教師が常にぴったりつける活動であれば、その場で指導が可能である。
普段教室で行う授業は、目の前の子ども全員を把握できるので、いくらでも修正がきく。
しかし、教室の外で、個々に活動するような場面では、事前指導がないとめちゃくちゃになる。
体育の授業は、事前指導が大切である。
子どもが、グラウンドや体育館等という大きな空間を動き回って活動する。
一人一人に声かけをするのも容易でない。
ケガをする前に、安全面だけは確実に全員に周知させてから活動させる。
水泳の学習では特に顕著である。
体育には学級経営が出るという所以である。
図工で、外に出て自由に場所を決めて絵を描く場合も同様。
活動中は子ども達がバラバラになるので、事前指導が全てである。
修学旅行を代表とする、校外学習。
計画の段階から自分達で作って、当日も自由行動。
事前指導に全てかかっている。
放ってからではもう何も指導できない。
計画段階での指導が命である。
職場体験も同様で、マナーや礼儀を先に徹底指導しておく。
そして、何を見て学んでくるのか、ねらいを明確にしておく。
「活動あって学びなし」の事態を未然に防ぐ。
「指名なし討論」というのがある。
子どもが勝手に話し合いを進めていく。
教師にとって、何て楽な方法だろうと思う。
しかし実際やってみると、討論にはほど遠いレベルで終わる。
ものすごい積み重ねの事前指導があって、初めて成り立つ方法である。
楽とはほど遠い。
何でも自由度を高めるほど、指導は大変になることを念頭に置いておきたい。
2013年10月24日木曜日
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