宿題を集めて見る。
みんなやっていることだと思うが、結構大変である。
漢字練習ぐらいなら、誤字を見て○をつけるだけだから大したことはない。
これが「自主学習」のように、内容も多様になると、見るのに更に時間がかかる。
また、私は放課後に振り返りの日記も見ている。
どちらも、コメントを入れるとなると、かなりの時間がかかる。
時間を短縮して、かつ子どもが意欲的に宿題に取り組める方法はないか。
最近使っているのが「コンテスト方式」である。
朝、自主学習を班内で見合う。
「最低二人はコメントをしてから提出」という約束にする。
やはり、せっかくやったからには、なるべく多くの人に見てもらいたいと思うからである。
全員だと時間がかかりすぎるので、二人ということにしてみた。
その後、班内で最も「みんなの参考になる」と思う一つを選ぶ。
それ以外のものは、提出する。
選ばれた一つは、朝の会の間、教室全体で回し読みする。
コメントをしたかったら、書いてもよいことにしている。
私の学級は8班あるので、8冊が回っている状態になる。
これにしたら、自主学習をやる子どもが増え、内容の質が上がった。
やはり、たくさんの人に見てもらえるという方が、モチベーションが上がるのかも知れない。
逆に、もともとちゃんとやれない子どもに、これが効果的かどうかは疑問である。
しかし、他のすばらしいものを参考にするので、取り組み方は学べる。
やり方は色々あると思うが、最近うまくいっているので、紹介してみた。
2012年12月11日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
実習生にした話。 AとBで迷った時はどうするか。 AとB、それぞれのメリットとデメリットを羅列する。 メリットが多く、デメリットが少ない方を選ぶ。 その際、「安全」にデメリットがある場合、これは最優先で取り除く。 体育の授業における例としては ・帽子を被らせるか否...
-
若い先生方、あるいは教育実習生からなどでもよく聞くのが「叱れない」「注意できない」という悩みである。 子どもとの関係性が壊れるのが怖いのである。 ここについて述べる。 まず、叱るという行為だが、これは基本的には人間関係ができてからでないと、本来の正しい効果を期待できない。 叱る...



0 件のコメント:
コメントを投稿