修学旅行で富士の樹海を見学した。
ガイドをしてくれる方がいて、樹海について色々教わった。
富士の樹海は、1000年以上前に起きた噴火による溶岩の上にできている。
だから、土が表面にしかなく、樹木は根を深く張れない。
かわりに、根は外に広がっていく。
そうすると、ある程度までは支えられるが、樹齢が大体300年を越えると、倒れるという。
だから、富士の樹海には大木は少なく、森自体が常に若く、常に成熟しない。
やはり、地盤が大切である。
大きな木を育てたいなら、良い土が豊富にある所でなくては育たない。
富士の樹海はそれ自体の良さはあるが、大きな木を育てるには向かない。
教育も同じだと感じた。
どんなに水を与えたり肥料をやっても、地盤が溶岩ではどうにもしようがない。
例えば、英語教育の推進。
本気でやるなら、もっと外国人がいて、英語を自然に使う環境でないと、根付かない。
英語を教科化するとかそういうこと以前に、地盤が大切である。
次号も、植物に関する話を。
2011年10月27日木曜日
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