日本の子どもの学力が、韓国始め、アジア諸国に追いつかれたり抜かれたりしたと焦っている。
偏差値教育から脱却するための「ゆとり」を取り入れた日本。
日本を目指して経済発展し、努力してきたアジア諸国。
高度経済成長時の日本のように「良い大学が良い就職」という概念が通っている国もある。
当然、受験戦争も熾烈である。
テストの結果も、至極当然といえる。
焦って急に方向転換して「学力向上」を旗揚げし始めた。
しかし、「前の時代と同じではいけない」と考えた。
だから「学力向上」は目指しつつ、「考える力」を、ということである。
こういうスローガンに学校現場が踊らされすぎてはいけない。
考える力が大切なのは、認める。
しかしこれとて、もう数年すれば、もっと他に大切なものが・・・と方向が変わる。
大体10年サイクルで変わる傾向がある。
変わらないことは、教育の目的は「よりよい人格の完成」であること。
大きな方向性さえ間違えなければ、時代の流行に翻弄されないで済む。
ブレないよう、信念を持って子どもの教育にあたりたい。
2011年10月15日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿