日本の子どもの学力が、韓国始め、アジア諸国に追いつかれたり抜かれたりしたと焦っている。
偏差値教育から脱却するための「ゆとり」を取り入れた日本。
日本を目指して経済発展し、努力してきたアジア諸国。
高度経済成長時の日本のように「良い大学が良い就職」という概念が通っている国もある。
当然、受験戦争も熾烈である。
テストの結果も、至極当然といえる。
焦って急に方向転換して「学力向上」を旗揚げし始めた。
しかし、「前の時代と同じではいけない」と考えた。
だから「学力向上」は目指しつつ、「考える力」を、ということである。
こういうスローガンに学校現場が踊らされすぎてはいけない。
考える力が大切なのは、認める。
しかしこれとて、もう数年すれば、もっと他に大切なものが・・・と方向が変わる。
大体10年サイクルで変わる傾向がある。
変わらないことは、教育の目的は「よりよい人格の完成」であること。
大きな方向性さえ間違えなければ、時代の流行に翻弄されないで済む。
ブレないよう、信念を持って子どもの教育にあたりたい。
2011年10月15日土曜日
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