子どもが、国語の授業で自分の意見をノートを書き、それをみんなの前で読んで発表するとする。
この行為は「話すこと・聞くこと」「読むこと」「書くこと」のどれで評価するのか。
一方、教科書の音読をさせる。
この場合はどうか。
国語の指導主事にお話を伺う機会があり、そんなことを質問してみた。
ちょっと考えてみてから読み進めて欲しい。
前者の場合は、意見を書くのが主な学習行為であることから「書くこと」で評価、
後者の場合は、書かれていることを読むのが主であることから「読むこと」で評価、とのこと。
まあ、当たり前だが、意見をノートに書いて、それを「声に出して」「読む」ので、評価項目を間違える人も多いという。
音読の話を前回書いたので、ふと思い出して、紹介してみた。
2011年10月19日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
実習生にした話。 AとBで迷った時はどうするか。 AとB、それぞれのメリットとデメリットを羅列する。 メリットが多く、デメリットが少ない方を選ぶ。 その際、「安全」にデメリットがある場合、これは最優先で取り除く。 体育の授業における例としては ・帽子を被らせるか否...
0 件のコメント:
コメントを投稿