2017年10月16日月曜日

助け合うとは、デメリットの共有

月曜日ということで、仕事にやる気の出る話を。
私の大好きな作家である、中谷彰宏さんの言葉を3つ紹介する。
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助け合うとは、メリットではなくデメリットを共有することだ。

人を助けることは、ひたすらきれいごとでは済まない世界。

優しいとほめられることを求めない。
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道徳でも「協力」や「思いやり」は大切な内容である。
しかし、実践すると、これが難しい。
人間は、自然と自分の損得を優先してしまうからである。

せっかく行くのなら、人気の美味しい店がいい。
値引き交渉で安くなるならそうしたい。
大混雑の中で並ぶのも面倒だし、満員電車なら椅子にも座りたい。
くじ引きなら自分に当たって欲しいと思う。

どれも、「相手が損しても自分が得したい」という面があることが否めない。
別に否定すべきことではなく、当然のことである。

だからこそ、助け合うということは、意識と覚悟が必要である。
メリットではなく、デメリットの共有。
パンが一つしかないなら、自分の取り分が減っても相手に半分に分けることを厭わないかである。

汚れている場所があったら、自分の手を汚してもきれいにすることである。
自分の手は汚さないできれいにしたいなどというご都合主義は通らない。

さらに、がんばったから褒められるなんて思わない。
優しくしたから感謝されるなんてことを求めない。
そういう期待を先にするのは、損得勘定の世界を離れられていない証拠である。

何かをさせてもらっている、助けさせてもらっている。
役割を与えられるほど、有難いことはない。
そこに気付くことで、感謝も生まれ、幸福感につながる。
幸せとは、気付きである。
不幸とは、目の前の幸せに気付かないことである。

今日からまた一週間、働けることに感謝したい。

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