最近読んだ本からの学び。
「被災地に学ぶ会」に参加した際、次の本をいただいた。
『すぐに結果を求めない生き方』鍵山秀三郎著 PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83854-0
この本の中で、
「人間の心は見ているものに似ていく」という言葉がある。
掃除が心をつくるということに繋がる話である。
全くその通りであると実感する。
特に学級の様子は、教室等のものの状態でわかる。
雑巾の干し方一つでも、ロッカーでも靴箱でも何でもいい。
見るからに荒れていれば、何かある。
当たり前だが、人間にはきれいな環境の方が快適である。
ほこりだらけだったり、ウィルスまみれの空気がいい訳がない。
心は見ているものに似てくる。
きれいなものを見ている方が、心が安らぐ。
ここをつくるのが掃除だが、掃除は「きれい」のきっかけである。
掃除を一生懸命やっていると、色々なことに気付く。
気になっていなかったところが、汚いことに気付く。
それを磨く。
自分の手が汚れる。
それがやがて、気にならなくなる。
「後で洗えばいい」という精神になる。
無私に近付く。
とはいえ、自分の手を汚すのは、普通は嫌である。
普通だからこそ、修行。
見ているもののようになるのだから、自分の目には、きれいにする自分を見せてあげたい。
2017年10月6日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
実習生にした話。 AとBで迷った時はどうするか。 AとB、それぞれのメリットとデメリットを羅列する。 メリットが多く、デメリットが少ない方を選ぶ。 その際、「安全」にデメリットがある場合、これは最優先で取り除く。 体育の授業における例としては ・帽子を被らせるか否...
0 件のコメント:
コメントを投稿