2016年12月14日水曜日

休日出勤の習慣を断ち切る

過労と関連して、教師の休日出勤の問題について。
これは、部活動等をいきいきとやっている人の場合は除く。
例えば高い目標や志があり、望んで休日も研究等をしている場合は当てはまらない。
何かのやる気に満ちている場合ではなく、あくまで「仕方無く・やむを得ず」出勤の場合である。

望まない休日出勤の習慣が、慢性疲労や学級崩壊の原因になっているかもしれない。
以下にそう考える理由を述べる。
 
休日出勤の最大の原因は、日常の「お残し仕事」にある。
「後でゆっくりやろう」の精神がここの原因。
「後で」に休日を含めようとすると、大量に「お残し」が出る。
それをやるなら、「超残業デー」を設定してでも、金曜日の夜に終わらせるに限る。

望まない休日出勤の最大のデメリットは、疲労感の継続と自己有能感の低下である。
「世間が休むこの日まで働く自分は、何て仕事が遅いのか。」と自己認識するはめになる。
その肉体的&精神的疲労が続き、うつなどの病気を引き起こす。
いつも疲れているからパフォーマンスが下がり、ますます仕事が遅くなり、さらに残業が増える。

絶対にこの「負のスパイラル」にはまらないこと。

特に学級担任の場合、この悪循環の加速度がものすごいので要注意である。
日常的に疲れていることにより、対応も鈍くつまらない授業になり、叱る機会が増える。
(そもそも本人が授業を楽しめていない。)
それに反発してますます叱る機会が増え、授業が遅れる。
そうすると、今度は真面目な子どもが反発し始め、手に負えなくなる。
気がつけば、崩壊状態。
回復するには、ここに辿り着くまでの数倍の時間を要する。
ここが怖いから、「学級崩壊しない」系の話や本はニーズが高い。
学級崩壊を避けたいなら、本を買う前にまず休日出勤の習慣を断つことである。
その上で本を買って、休日にゆったりコーヒーでも飲みながら読めばよい。

休日は、出勤できないものと割り切る。
習慣を変える「大きな変化」は「大変」だが、だからこそやる価値がある。
若い人は仕事を残したままの金曜日の夜の深酒をやめて、休日の早朝コーヒーに切り替える。
土曜日の昼から外の色んな仲間と交流・活動した方が、二日酔いで寝ているより100万倍よい。
たとえ飲み会を犠牲にしてでも、休日出勤だけは避けて欲しいと思う次第である。

歴史の鉄則 便利と義務

最近読んだ本からの気付き。 次の本から、一文を引用する。 『サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226712/ ======...

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