2016年12月25日日曜日

星がたくさん見えるのは綺麗だが

宮崎県へ帰郷しての気付き。

私の生まれ故郷は、かなり山の中にある。
田舎だと、周辺にコンビニのような強い明かりが一切ない。
すると、星がものすごくたくさん見える。
普段見上げている空と同じとは思えないほどよく見える。
天の川が星の川であることがよくわかる。

それはそれで素敵なのだが、一つ気付いた。
たかだかオリオン座が、なかなか見つからないのである。
普段はほぼ0秒で発見できる星座なのに、なかなか見つからない。
理由は明白で、周りの星が見えるために、一等星すら目立たなくなるからである。
これは、周辺の些細なことに気をとられていると、大きなものが見えにくいということに通ずる。
学級でいうならば、雑事にとらわれ、子どもの成長を考えなくなることである。
例を挙げると「アクティブ・ラーニング」にとらわれすぎて、子どもの成長を考えない授業がそれである。
やるべきことにとらわれすぎて、子どもと話す時間もとれないほど忙しい状態がそれである。

このオリオン座の見え方は、逆にもとれる。
はっきり見えるものだけに目をとられると、周囲にある小さな光には気付けない。
学級なら、元気よく手を挙げたり、運動ができたりするということは見えやすい。
しかし、内面の深い考察や悩みは、あっても見えにくい。
よくよく内省している子どもは、すぐには手を挙げないし、すぐに相談に来ない。
その声なき声を拾う工夫が必要である。

星を眺めているだけでも、色々と気付くものだと思った次第である。

オレオレ病

作家であり心理学者でもある、早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生の言葉。 ================ 他人のために何かをしてあげれば、 大抵の自分の悩みはたちどころに消える。 ================ 大学生の頃、教育心理学を専攻していたこともあり、加藤諦三先...

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