校内授業研があり、社会科で市の税金の使われ方の授業をした。
反省点も多くあった分、学んだことも多かった。
市の予算の使われ方のグラフを読み取る中で、子どもから次の意見が出た。
「復興支援への費用が少なすぎる」
日本の抱える問題に目を向けた大切な意見である。
市税は主にその市の住民のために使われる、という基本がある。
市民の理解を得ないと、やたらに外へ使うことはできない。
人々の幸せのため、というのなら、復興支援が先ではないかという子どもの意見ももっともである。
一方で、自分達の学校設備をもう少し充実させて欲しいという願いもある。
予算の用途決定の難しさを一部でも感じられたようである。
他にも子どもからはたくさんの疑問が出たが、それを捌ききれなかった。
資料の情報量の多さに対し、自分の教材研究が甘かった。
100知ってやっと1教えられる。
知ってはいたが、実感として響いた日だった。
2013年12月3日火曜日
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