サークルでの学びシェア。
現在、地元サークル「木更津技法研」で、様々な「教育問題」をテーマに話し合っている。
その中の一つに「食育」についての話し合いがあった。
給食が、余る。
小学校も高学年だとよく食べるようになるだろうが、低学年の内はかなり残るのではないかと思う。
これには一つ明確な理由があるという。
給食では一食分の最低カロリー量が決まっていて、それを越えないといけない宿命だという。
だから「パン+うどん」というような献立になることがある。
給食以外では、まずあり得ない組み合わせである。
子ども一人が食べる分量はかなりの個人差がある。
少食の子どもよりも食欲旺盛な子どもが多い学級なら、食べきれる。
そうでない場合は、余る。
普通に指導していれば、そうなるだけの話である。
(無理に食べさせることも、逆に無駄に残させることもできる。これはどちらも問題である。)
食料不足の戦後間もない時代に教師をしていた世代の方々からすれば、あり得なかった悩みだという。
だから、完食か余るかというようなこと自体は、大きな問題ではないという意見でまとまった。
(余る分量を作らざるを得ない学校給食の法的な問題はあるかもしれない。)
野口芳宏先生が次の言葉でまとめられた。
「食の教育は、感謝で始まり感謝で終わる。」
つまり、「いただきます」から「ごちそうさま」である。
次号、これについて自分なりに考えたことを紹介する。
2013年12月13日金曜日
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