2013年8月15日木曜日

おしゃれにいかない、泥臭くいけ

私は、原田隆史先生が教師塾でさらっと言った
「おしゃれにいこうとすんな」
という言葉が強く心に残っている。
続けて「泥臭くいけ」ともおっしゃったように記憶している。
(私個人向けの言葉ではなく、塾生全体に向けての言葉である。)

本当に、そうだと思う。
何か、いつも「上手くやろう」として、かっこつけていることが多い。
(大抵、そういう場合は、かっこ悪い。)
「教師面」して、結構偉そうなことも言う。
しかし、かなり無理をしている自分にふと気付くことがある。

かっこつけてる自分に気付いた時に有効なのが、掃除である。
たとえばトイレ掃除は、かっこつけようがない。
便器と向き合ってひたすら一生懸命磨く。

トイレ掃除に抵抗のある人は、階段の床磨きとかもいいと思う。
汚れてもいい服を着て、膝をついて、ひたすら磨く。
(ほうきは、子どもにやらせる。床に這いつくばることに意義がある。)

何がいいかというと、これが他に転化していく。
他のことでも、とにかくやれることをやろうという気が湧いてくる。
理由は説明できないが、本当である。
家でやっても同様の効果があるので、夏休みは家の中をやるといいと思う。
(家事をやってくれている家族と住んでいる人は、一声かけてからやる方が良い。
突然やりだすと、ありがた迷惑になることもある。)

掃除が日本の教育の一環として位置付けられていることに、心から納得である。

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