一生懸命やっても、期待する結果が得られないことは多い。
宿題一つとっても、
「明日は必ずやってきます!」
と誠実、真剣な目で言ってきたのに、やってこないなんてザラである。
(すごい先生は、ここできちんとやらせるのだが、私は力量及ばず。)
「ピグマリオン効果」によると、期待するからそうなるという面がある。
しかし、過度な期待は「無理」を生ずる。
期待しつつも、「まあそう甘くないかもね」という「前向きな諦め」も必要になる。
以前書いた「期待値の設定」の話である。
8割期待してて2割諦めだと、うまくいって当然、ダメだった時に腹が立つ。
5割期待してて5割諦めだと、うまくいってもダメだった時にも納得。
2割期待してて8割諦めだと、うまくいったら感動、ダメだった時に当然。
「期待する像」はでっかくもっておいて、実現確率は低めに設定。
それでいて、できる努力は最大限にする。
特に生徒指導において大切な考え方になると思う。
2013年8月25日日曜日
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