研修で学んだ内容に深く頷いたのでシェア。
精神疾患につながる教員のストレス要因として、次の3点が挙げられる。
1異動 2生徒指導 3特定の保護者
自分の経験からいっても、異動1年目は精神的に厳しい状況に追い込まれることが多く、危険な時期であるといえる。
ここに加えて異動1年目の教員には指導が困難な子どもがいるクラス(荒れたクラス)を任されることが多い。
2や3の要素も同時に抱え込むことになる。
一方、ストレス軽減に重要な要因として、「同僚性」「管理職の対応」という2点が挙げられる。
自分自身もそういった状況を切り抜けることができたのは、同僚の温かい励ましや、管理職の支えなどが大きい。
しかし、必ずしもそういう恵まれた職場ばかりではないというのが現実だと思う。
要するにどうすればいいのか。
「声をかけてください」ということだった。
特に初任者や異動1年目、講師の人達である。
人間は存在を無視されている、というのが一番辛い。
声をかけるだけで、相手にされている実感が湧く。
自分の異動一年目を思い浮かべると、合点がいく。
声かけぐらい、と思うが、意識しないとこれがなかなか難しい。
自分が異動2年目以降なら、特に注意してみたい。
2013年8月13日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿