2012年1月8日日曜日

国語の教材文でつける学力

国語の教科書の教材文を「使って」、教える。
教材文そのものを教えても仕方がない。
他の教材文を読む時に、転用できる力をつける。

どんな力があるか。

漢字の読み書きは、その代表格であるが、教材文から、という感じでもない。

「学習用語」を教えることは、国語でつける力の一つである。
「比喩」「対比」「音読・黙読」「段落」「内言・外言」等々。

「問題に対する解答の仕方」を身につけるのも、力の一つであると考える。
テストで答える時に絶対に必要になる力である。
「なぜ」「どうして」ときかれたら、「~だから。」
「どんな事」ときたら「~事。」
「書き抜きなさい」ときたら、句読点にいたるまで一字一句そのまま書き写す。
そしてこれらは全て、「文中の言葉を使って答える」というのが基本である。
勝手な自分の想像で答えてはいけない。
「国語の答えは全て教材文に書かれている」とは、国語の野口芳宏先生の言である。
算数は解答が書かれていないのに、国語は書いてある。
実に明快、かつ簡単である。

国語の授業で何を教えてるのか、意識して臨みたい。

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