元旦に、今年の目標を墨で書く。
日本に伝わる風習だが、似たことは普段から教室でも行われる。
例えば、学級目標の掲示。
教室前面に大きくはっている教室が多いのではないかと思う。
書いた目標は、何度も見返し、道を逸れたらそこに向かって軌道修正する。
そういうためのものである。
だから、学級目標の言葉などは、よくよく吟味した方がよい。
学級経営にあたり、役立つ言葉を書いておく。
「こうなって欲しい」という姿を文字にしておく。
そうすることで、ことあるごとにそれを利用できる。
学級目標を読ませるだけで、自分達のしていることを反省できる。
要は、視覚化である。
あいまいなものを、目に見えるようにすることで、はっきりさせる。
大縄や8の字跳びの記録を折れ線グラフにする方法があるが、あれも同様。
ただの数字をグラフにすることで視覚化し、伸びを実感するためのツールである。
まだ今年の目標を紙に書いていないとしたら、すぐに書いた方がよい。
別に墨と硯を用意しなくても構わない。
目標を、常に明確にしよう。
2012年1月25日水曜日
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