今日はストロークの効果と対象について。
(ストロークとは、言葉や身振りで相手に働きかけることを指す。)
ストロークは心の栄養である。
表情一つとってもストロークになる。
ちなみに幼児は表情筋を読み取る能力があるらしい。
相手の目と表情筋の動きで判断する。
だから、大人が自分に対してどう思っているか本能的に読み取れる。
生き残るため、この人物は自分に対して良いか悪いかをそこで判断する。
恐るべき能力である。
子どもの前に立つ教師は、かなり心してかからないといけない。
肯定的ストロークをたくさんうつ。
誰が元気になるかというと、相手は勿論だが、自分が元気になる。
本当に機嫌の良い表情をしていると、自分も相手も元気になる。
子どもを誉めると、自分も子どもも気持ちが明るくなる。
否定的ストロークをたくさんうつ。
誰が凹むかというと、自分が凹む。
不機嫌な表情をしていると、自分も相手も元気がなくなる。
子どもを責めると、自分も子どもも気持ちが暗くなる。
(もちろん、悪い行為は正すべきである。
相手の成長を願う、部分否定のストロークは時に必要である。)
毎日自分が元気ないなぁと思ったら、ストロークを意識してみる。
子どもや同僚、家族、周りの人々に対して、否定的ストロークが多くなっていないか。
自分を認めることが、他人を認めることの第一歩。
同時に、他人を認めることが、自分を認めることの第一歩。
子どもや仲間のいいところをたくさん見つけて、疲れた自分自身にも肯定的ストロークをうってあげたい。
2013年6月21日金曜日
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