2013年6月17日月曜日

「ありがとう」にも哲学を

プリントを渡す時に「どうぞ」「ありがとう」を必ず言う。
有田和正先生の有名な指導である。
私も毎年やっている。

これについて、考えさせられる話をきいた。
前に何度か紹介した土作彰先生の講座での話である。

「どうぞ」「ありがとう」を実践している先生は多い。
全国各地に広まっている。
ところでそれを、プリント以外の時にもしているのか問うと、数が激減する。
物の受け渡しでは?
給食の配膳では?
他のあらゆる場面では?

「どうぞ」は思い遣りで、「ありがとう」は感謝。
そこの教育であるのなら、全ての場面でやっていないと筋が通らない。

要はそこに「哲学」があるのかという問いかけだった。

正直に言うと、初めて実践してから数年は「全くありませんでした」と言わざるを得ない。
型通りに従っていただけである。(やらないよりマシだとは思う。)
ここ数年は「そこまで深く考えてませんでした」という感じである。
いずれにしろ、残念賞である。

次回、もう一つ関連して、土作先生の「ありがたい」お話を紹介する。

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