2ヶ月が過ぎた。
(メルマガ上では、ゴールデンウィーク空けに書いた記事である。)
学級作りの「3:7:30」の法則に当てはめて考えると、最後の大事な時期が終了した。
(野中信行先生の提唱する、学級経営に重要な3日間、1週間、1ヶ月間のこと。)
最初の3は基本の関係作り。主として興味や安心感を伝える時期である。
次の7で基本のルール作り。主としてルールや態度教育。
最後の30が定着。確認と徹底反復の時期である。
3と7は教師側の気合いも入っているので、意識してれば落としにくい。
問題は、30である。
慣れてきて、ぐだぐだになりやすい。
教師側が相当意識していても、最初の3や7で確認した理念やルールがゆるむ。
特に、ゴールデンウィーク空けの落ち方はひどい。
今までは何だったのかと思うぐらい、レベルが落ちる覚悟で構える。
最初の3や7のつもりでやり直す気合いが必要である。
ここが難しい理由は教師の側にもあり、こちらも5月病的なけだるさに包まれる点である。
リズムが崩されるので、どうしても疲れやすい。
(6月も、無理してきたことが表出しだす時期である。)
疲れやすい自覚を持ち、ゆるゆると、しかし確実にルールの確認等を行っていく。
私は、4月にとったアンケートをもとに、学級目標を作り、それ使ってひっぱろうと思っている。
目指す方向がはっきりしていると、エネルギーが湧くと思うからである。
運動会なども、そういう点で非常に使える行事である。
頑張りすぎず、抜きすぎず。
休み中に「顔晴って」いける準備を整えたい。
2013年6月15日土曜日
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