理科の学力検査の結果を見て、毎年同じことを思う。
誤答が多い原因は、一点にかかっている。
それは、実際に実験や見学をしたかどうか。
教科書や資料集等で済ませてしまった部分は、正答率が著しく下がる。
地層の見学など、できない場合に他の物で代用したとする。
すると、その単元のワークテストをやった時には、きちんとできる。
しかし、学年末の学力検査の時期には、記憶から消えているのである。
実際に見学した場合には、長期記憶として子どもの中に残る。
だから、学年末にテストしても、正答できる。
学習には体験が必要だ、とは、もはや耳にタコの話である。
分かっているがつい「これぐらいなら」と思って、机上で省略してしまう。
すると、それはきちんと結果(負債)として後でついてくる。
やはり、学習において、体験は重要である。
そこに感動が伴えば、より強い記憶に残る。
理科の実験などは、感動を伴う体験活動になるよう、日々工夫したい。
2013年3月25日月曜日
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