3月も半ばになり、異動が決まった人も多いと思う。
異動に際して重要なのが、自分の校務分掌の引き継ぎである。
自分がいなくなっても大丈夫になっているか、チェックする。
具体的には、文書にして残しておく。
パソコン上にデータを保存している場合、どのフォルダにあるか分かるようにしておく。
パソコン上のデータがあっちこっちにあると、次の担当者が非常に困る。
自分の異動先を想像するとよい。
異動先である校務分掌を任された。
その際、前任者は既に異動している。
この分掌についてきける相手はいない。
その時、頼りになるのが、文書である。
どういうものがあれば、困らないか。
体育主任や特活担当のように1年間に多数の提案がある分掌であれば、年間の提案計画ぐらいは欲しい。
今年度の反省を踏まえて、提案や実施の際の注意点について書いてあればなおよい。
文書化することで、自分の仕事を振り返ることにもなる。
最悪なのが、ぐちゃぐちゃのまま出ていかれること。
トイレの使用でも教室の引き継ぎでも何でもそうだが、次の人が使いやすいようにして出ていくのは最低限のマナーである。
自分だけがいいという発想では、いずれ自分自身が苦労する羽目になる。
パソコンのフォルダ一つにも、前任者の性格が読み取れる。
そんなところで評判を落とさないようにしたい。
来年度残るにしても、異動先の自分を楽にするつもりで、今から準備をしよう。
2012年3月14日水曜日
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